ミツロウキャンドル - Wildtree
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オーストラリア産のビーズワックスは世界中で最も品質が高いワックスのひとつです。その品質の高さは主としてミツバチ達が集うユーカリの木と関係があるとも言われています。また、オーストラリアは世界で唯一、ミツバチの伝染病であるバロア病に侵されていない、商業用蜂蜜の生産国です。

ユーカリの森でミツバチが元気に飛びまわる中、ビーズキーパーと呼ばれる養蜂(ようほう)職人たちが、何万箱という巣箱を置いてミツバチを飼っています。ビーズキーパーは一つの場所に六週間ほど滞在し、そこでハチミツやミツロウをとったあと、また別の場所にうつります。

日本では一人の養蜂職人が三〇箱くらいの巣箱を扱うといわれますが、オーストラリアでは一人のビーズキーパーが三〇〇〇箱もの巣箱とミツバチのコロニーを管理しているということです。ミツバチのコロニーは、一匹の女王蜂を頂点に二万-四万匹のミツバチで構成されています。つまり、一人のビーズキーパーが数千万匹のミツバチたちと共に働いているというわけです。

オーストラリアでは、ミツロウをとるとき巣箱の中を清潔に保ち、ミツバチの健康をそこねないように、箱のフタなどにつくられたよぶんな巣=ミツロウだけをとりだします。ミツロウをとったあとは、巣をそのままミツバチにかえします。自然から収奪するのではなく、この先も自然の恩恵に与ることができるよう気遣いながら、ミツバチのコロニーが繁栄していくことを第一に考えて育ててゆくというのが、オーストラリアのビーズキーパーの大切な仕事となっています。

ビーズキーパーとは、日本語では養蜂職人と訳されますが、英語の文字どおりミツバチをまもる人、まもりながら育てていく人のことなのです。

「自然をまもり育てながら、その恵みを人間がいただく」「人間が自然に手を入れることで、自然と人間の両方にとって、プラスになること」こうした自然とのつきあい方は、ステキですね。
ノーザンライト社は、キャンドルを製作するいかなる過程においても、ミツバチを酷使したりすることはありません。
オーストラリアの汚染されていない大自然のなかで、ビーズキーパーたちはミツバチと共に自然をまもり育てながら、その恵みをいただいている
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