ミツロウキャンドル - Wildtree
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ミツロウ(ビーズワックス)とは、ミツバチが巣を作るために体のなかでつくりだすロウのことです。

ミツバチが花のミツを体のなかでハチミツにつくりかえているときに、おなかの方(ロウキョウ)からはロウがでてきます。ミツバチはこのロウを口にいれて、さらに二〇分くらいかみつづけてミツロウにします。
そしてミツバチたちは、そのミツロウをつかい、触角を定規にしてはかりながらあのキレイな六角形の巣をつくっていきます。

一キログラムのミツロウをつくりだすためにミツバチたちが飛ぶ距離をたすと、地球を八周(三二万キロメートル)もすることになります。 ちがういい方をすると、ティーライトキャンドル三個弱(約五〇グラム)のミツロウをつくるために、五〇〇〇匹から六〇〇〇匹のミツバチが二週間ものあいだ働いてくれたのです。
だから、むかしの人たちは、ミツバチのはたらきに感謝して、神様からの贈りものとして、だいじに、だいじにあかりを灯しました。

また、ミツロウは、保湿性・殺菌性に優れた自然素材として、コールドクリーム・リップクリーム・軟膏の基材や床ワックス・粘土・クレヨン・ローケツ染めなど様々なものに使われてきました。

オーストラリアやヨーロッパでは、ミツバチの巣ごとハチミツを食べる習慣もあります。ミツロウでつくられた巣にも体によい成分がふくまれていると考えられているからです。ローヤルゼリーやプロポリスなどミツバチからの贈り物が健康によいと注目を集める中、ミツロウへの関心も高まっています。


オーストラリア産のミツロウは世界中で最も品質が高いワックスのひとつです。その品質の高さは主としてミツバチ達が集うユーカリの木と関係があると言われています。ユーカリにはすぐれた抗菌作用があります。

また、オーストラリアは世界で唯一ミツバチの伝染病であるバロア病に侵されていない、商業用ミツバチの生息国です。他の国ではバロア病の元となる害虫を薬品でいぶして繁殖を止めますが、オーストラリアではその必要が全くないのです。

その中にあって、ノーザンライト社のミツロウが特にピュアであることには二つの理由があります。

ひとつは、ノーザンライト社の主なミツロウ採取地であるオーストラリア東海岸の自然環境です。ここでは、一年中気候が温暖なので、ミツロウが固まる前に取り出すことができます。一度固まったミツロウから混じっているプロポリスや汚れを取り除くのは困難だということです。また、時間をかけてガラス張りの場所で日光に晒すサンベーキングという工程を加えるため、色がきれいな薄いクリーム色になります。

もうひとつの理由は、ノーザンライト社の創設者ジェフリー ギブス氏の「ピュア」であることへのこだわりです。ジェフリーは、よりピュアなミツロウを採取するために養蜂職人を自らトレーニングして、より純度を高くするために、コンマ一パーセントのレベルで日々純粋さを追求しています。ジェフリーのミツバチに対する純粋な思いがミツロウキャンドルという製品として結実しているのです。

汚染のないピュアなミツバチの宇宙で作られるピュアなしずくであるミツロウをキャンドルにすることへの情熱は、ピュアであることに対するこだわりと誇りとなっています。
ミツロウで正確な六角形の部屋をつくるミツバチ。生まれてから死ぬまで、巣と花々にしか触れない一つの清浄なコスモス(宇宙)
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